クラブスローガン
『絆を深め大きな輪と和』

第54鯉城丸が舫をとき、やっとこ出帆いたしました。

天気予報は低気圧でかなり注意が必要でありますが、乗員のみなさん一人として振り落とされないよう、しっかりつかまって下さい。

何年か前は、少々の波は問題のない位の大型船でしたが、いつの間にかこんなに小さくなってしまいました。

しっかりかじ取りをいたさねばと先の不安を覚えながらも、責任の重大さに身が引き締まる思いであります。

先ず船体の補強と、エンジンの推力を高めることが、第一の課題と考えております。

チャートどうりに進路をとるには、皆さんのご理解とご協力が不可欠であります。

多少のジグザグがあっても課題に向い前進せねばなりません。

クラブスローガンを”絆を深め大きな輪と和”と致しました。

絆を深めるとは会員相互に留まらずクラブ外の事業上の友人・遊び仲間等々相互の関係についてという但し書きがつきます。

“輪”は絆を深め仲間を増やし船体を強化する事であります。

“和”は推力を高める潤滑油であり、会員相互の意思の疎通を計る事であります。言うは易しですが、これが一番の課題ではないか?と思います。

例会の有り方について少し工夫も必要ではないか?と今模索しているところであります。クラブの劣等生がかじ取りを全うするのは当然無理な事です。

“人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている”或る作家の言葉です。

54年の伝統と誇りを胸に相互理解に努め、平然と一年職務を全うするのが理想でありますが、主役は会員皆さんであり、表題の伊達政宗の心意気で共に我がクラブの再構築に努める所存であります。

55周年の終着港まで”がんばろう鯉城丸”を合言葉に一年の間皆さんのご理解又ご協力を切にお願いいたします。

2011年7月1日

広島鯉城ライオンズクラブ

会長 砂連尾 忠度